【本人限定受取郵便】配達の流れを解説!Webからも申請可能
「本人限定受取郵便は自宅に配達されないの?」
「郵便局に行けない時の対処方法はある?」
こんな疑問をお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
本人限定受取郵便は、一般の郵便物と扱いが大きく違います。そのため初めて本人限定受取郵便を受け取る方は、手順が分からず困ってしまうこともあるでしょう。私も初めて届いた際は少し慌ててしまいました。
そこで本記事では、本人限定受取郵便について配達の流れや受け取り方をご紹介します。いざという時に戸惑わないよう、あらかじめ知っておくと良いでしょう。
先に結論をお伝えすると、本人限定受取郵便(本人限定郵便)は、郵便物がお住まいの地域を受け持つ郵便局に着いたあと、まず「到着通知書」が封書で届きます。差出しから通知書が届くまでの日数は差出人の発送日や地域・曜日によって変わります。通知書が届いたら、保管期間の10日以内に郵便局の窓口で受け取るか、特例型・特定事項伝達型であればWebや電話で自宅への配達を依頼しましょう。
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日本郵便の本人限定受取郵便サービスとは
本人限定受取郵便とは、日本郵便が提供している郵便オプションサービスです。名あて人のみが郵便物を受け取れる仕組みなので、文書の機密性や安全性を守ることができます。
本人限定受取郵便が使われる場面は、クレジットカードやキャッシュカード、スマホ端末や裁判所関係の書類などさまざまです。また手紙(定形・定形外郵便物)やはがきだけでなく、雑誌などの定期刊行物(第三種郵便物)や学術刊行物など(第四種郵便物)にも付けることができます。なお、ゆうメールやゆうパックへの本人限定受取の付加は、2023年10月1日に廃止されました。
参考:本人限定受取郵便をご利用いただけるサービス|日本郵便/郵便物の特殊取扱料の改定、荷物の付加サービスの料金改定および廃止(2023年4月25日発表)|日本郵便
基本型・特例型・特定事項伝達型の3種類がある
本人限定受取郵便には、基本型・特例型・特定事項伝達型の3種類があります。それぞれの主な特徴は、以下のとおりです。
基本型:事前利用の申し出は不要。自宅への配送は不可、受取代理人の指定は可
特例型:事前利用の申し出は不要。自宅への配送は可、受取代理人の指定も可
特定事項伝達型:事前利用の申し出は必要。自宅への配送は可、受取代理人の指定は不可
また本人限定受取郵便の受け取り時には、本人確認書類が必要です。型によって必要な書類が違うため、事前に確認しておきましょう。
3種類の違いを表にまとめると、次のとおりです。
|
基本型 |
特例型 |
特定事項伝達型 |
|---|---|---|---|
受け取り方法 |
到着通知書に書かれた保管郵便局の窓口で受け取る |
窓口で受け取るか、Web・電話・FAXで自宅への配達を依頼 |
窓口で受け取るか、Web・電話・FAXで自宅への配達を依頼 |
代人(代理受取) |
差出人が指定した代人1人のみ可 |
差出人が指定した代人1人のみ可 |
不可 |
本人確認書類 |
パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど1点、または資格確認書・写真付き学生証などを2点(組み合わせに制限あり) |
氏名・住所・生年月日が書かれた証明書1点 |
顔写真付きで、氏名・住所・生年月日が書かれた証明書1点 |
封筒の表示 |
本人限定受取 |
本人限定受取(特) |
本人限定受取(特伝) |
なお特定事項伝達型は、日本郵便が別に定める郵便局だけで取り扱われています。
参考:本人限定受取郵便|日本郵便/本人確認書類としてご利用可能なもの|日本郵便
本人限定受取郵便の注意点
本人限定受取郵便を受け取れるのは、封筒に記載された本人のみです。事前に差出人が代理人を指定している場合のみ代理受取も可能ですが、特定事項伝達型は指定することができません。書留サービスと違って同居家族でも受け取ることはできないので、必ず本人が受け取るようにしましょう。
郵便物以外には利用できない点も注意が必要です。郵便局のサービスではありますが、ゆうパックやゆうメールなどの荷物には付加できませんよ。
本人限定受取郵便の通知書はいつ届く?何日で届くかの目安
本人限定受取郵便の到着通知書は、郵便物が名あて人の住所地を受け持つ郵便局(保管郵便局)に着いたあとに送られてきます。日本郵便の公式情報には「差出しから何日で届く」という決まった日数がないため、差出人の発送日と、差出地からお住まいの地域までのお届け日数をもとに考えるのが確実です。
到着通知書が届くまでの流れ
差出人(カード会社・金融機関など)が、一般書留に本人限定受取を付けて郵便物を差し出す
郵便物が、名あて人の住所地を受け持つ郵便局に着き、保管される
郵便局から名あて人あてに、到着通知書が封書で送られる
到着通知書が届いたら、窓口で受け取るか、配達を依頼する(配達を依頼できるのは特例型・特定事項伝達型)
参考:本人限定受取郵便|日本郵便/本人限定受取郵便の到着通知書は、どのような形状で届きますか?|日本郵便
何日で届く?日数が前後する主な理由
本人限定受取郵便は一般書留として運ばれるため、普通扱いの郵便物とは届き方が少し違います。通知書が届くまでの日数が前後する主な理由は、次の3つです。
差出人が発送するタイミング:申込みの審査やカードの発行に時間がかかると、郵便局に差し出されるまでに日数がかかります。発送日は、差出人からのメールや会員ページで案内されることがあります。
差出地とお住まいの地域の距離:お届け日数の目安は、日本郵便の「お届け日数を調べる」で、差出地と届け先の郵便番号を入力して調べられます。
曜日・休日:普通扱いの郵便物は、2021年10月に土曜日の配達が休止されてから、土曜・日曜・休日は原則として配達されませんが、書留は土日・休日も配達の対象です。ただし、到着通知書が届く日は地域や曜日によって前後することがあります。
参考:お届け日数を調べる|日本郵便/土曜日・日曜日・休日に手紙・はがき・荷物(ゆうパック)等の配達は行われますか?|日本郵便/2021年10月から郵便物(手紙・はがき)・ゆうメールのサービスを一部変更しました|日本郵便
通知書がなかなか届かないときは?お問い合わせ番号で追跡しよう
差出人から追跡番号(お問い合わせ番号)が案内されている場合は、日本郵便の郵便追跡サービスで、郵便物が保管郵便局に着いているかを確認できます。番号がわからない場合や、発送から日数がたっても通知書が届かない場合は、まず差出人に発送日とお問い合わせ番号を確認し、そのうえで保管郵便局に問い合わせましょう。通知書が届いたあとは保管期間が限られているため、届く時期の見通しを立てておくと安心です。
【本人限定受取郵便】配達の流れと受け取り方法
一般の郵便物は自宅のポストに配達されますが、本人限定受取郵便の場合は違います。受取人本人が郵便窓口、あるいはゆうゆう窓口に行って受け取らなければなりません。(特例型・特定事項伝達型は、自宅への配達を依頼することもできます)
ここでは配達の流れと受け取り方を解説していきます。
自宅に到着通知書が届いたら?受け取り方と保管期限
郵便局に本人限定受取郵便が到着すると、自宅に到着通知書が届きます。それを持って通知書に記載されている郵便局に行き、郵便物を受け取ってください。
受け取りの際に必要な持ち物は、以下の3点です。
到着通知書
本人確認書類
印鑑(サインでも可)
ただし本人限定受取郵便の保管期間は、到着通知書が届いてから10日間(正確な期限の日付は到着通知書に書かれています)です。保管期間を過ぎると差出人に返送されてしまうので、早めに対応しましょう。
期限内に受け取れそうにない場合は、通知書に書かれた郵便局へ早めに連絡して相談しましょう。保管期限を過ぎてしまったときの対処法は、別の記事で詳しく解説しています。
平日の日中に郵便局へ行けない場合は、保管郵便局にゆうゆう窓口があれば、土日や夜間に受け取れることがあります。営業時間は郵便局ごとに違うため、日本郵便の郵便局・ATM・ポストをさがすで確かめてから向かいましょう。
また特例型と特定事項伝達型の場合は、自宅への配達サービスも利用できます。配達日や時間帯も指定できるので便利ですよ。その際は到着通知書が不要となるため、受取人の本人確認書類と印鑑(サイン)があれば受け取り可能です。
Web・スマホで配達や再配達を依頼する方法(お問い合わせ番号が必要)
本人限定受取郵便の到着通知書には、保管郵便局と保管期間が記載されています。基本的には期間内に保管郵便局で受け取りますが、なかには「A郵便局で受け取りたい」「自宅へ配送してほしい」と思う方もいるでしょう。
受取郵便局の変更や自宅への配送手続きは、電話やFAX、あるいはWebから行います。特にWebであれば、営業時間を気にせず手続きができるので便利ですね。郵便局のホームページから、本人限定受取郵便の「Web申込はこちら」または再配達の申込受付ページをクリックすれば、すぐに手続きすることができます。
手続きの際は、通知書に記載されている「お問い合わせ番号」が必要になります。あらかじめ手元に用意しておきましょう。
日本郵便のWeb受付は「本人限定受取 配達等依頼の受付」ページです。2021年2月から始まった24時間受付のWebサービスで、スマホからも手続きできます。
Web受付での配達依頼の手順
到着通知書に書かれた「お問い合わせ番号」(追跡番号)を手元に用意する
「本人限定受取 配達等依頼の受付」ページで、お問い合わせ番号(ハイフンなしの11~12桁)を入力する
画面の案内に沿って、配達先や本人確認書類の種類・記号番号などの本人確認情報を入力する
配達を希望する日と時間帯を選び、内容を確認して申し込む
配達の日に不在だった場合は、改めて再配達の手続きが必要です。保管期間内に手続きを済ませましょう。
参考:本人限定受取 配達等依頼の受付|日本郵便/本人限定受取郵便|日本郵便
本人確認書類は型ごとに異なる
郵便窓口での受け取りか自宅への配送かに関わらず、本人限定受取郵便を受け取る際は以下のような本人確認書類が必要です。
運転免許証
パスポート
マイナンバーカード(個人番号カード)
健康保険等の資格確認書 など(※特定事項伝達型では使えません。従来の健康保険証は、2025年12月2日以降は本人確認書類として使えません)
また、型によっても有効な本人確認書類は異なります。基本型では、パスポートや運転免許証、マイナンバーカード、官公庁などが発行した写真付きの職員証なら1点、健康保険等の資格確認書や年金手帳、写真付きの学生証・会社の身分証明書(社員証)などは2点が必要です(認められない組み合わせもあります)。特例型では、氏名・住所・生年月日が記載された証明書1点が必要です。
そして特定事項伝達型では、有効期間内かつ旧姓・旧住所ではない写真付き公的証明書1点が必要となります。さらに本人確認書類のコピーをとること、または本人確認書類の記号番号等を記録することに同意しなければなりません。
特定事項伝達型で顔写真付きの書類しか使えないのは、2020年4月1日の犯罪収益移転防止法(犯罪による収益の移転防止に関する法律)の施行規則改正によるものです。そのため資格確認書のような顔写真のない書類は、特定事項伝達型では使えません。
MailMateなら、簡易書留・一般書留もスタッフが代わりに受領してスキャン。郵便物を、スマホでまとめて確認できます。
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本人限定受取郵便を出す方法
本人限定受取郵便を出す方法も、一般の郵便物とは異なります。ポストに投函するのではなく、必ず郵便窓口やゆうゆう窓口から出してください。その際にオプションとして「一般書留」と「本人限定受取郵便」を付けます。
本人限定受取郵便の加算料金は270円です(2024年10月1日の料金改定で、210円から270円になりました)。郵便物のサイズや重量によっても配送料金は異なるので、実際に支払う料金は「郵便物の基本料金+一般書留の料金+270円」で計算しましょう。
たとえば50g以内の定形郵便物なら、基本料金110円+一般書留480円(損害要償額10万円まで)+本人限定受取270円で、合計860円です。
参考:オプションサービスの料金|日本郵便/手紙・はがきの料金|日本郵便/郵便料金の改定(2024年6月13日発表・新旧料金表)|日本郵便
そして本人限定受取郵便の封筒には、表面の見やすい所に、型に応じて「本人限定受取」「本人限定受取(特)」「本人限定受取(特伝)」と記します。いずれの型でも、「転送不要」の文言と追跡番号の記載が必要です。表面中央部の朱色の二本線は、差し出したあとに郵便局が表示します(封筒を大量に印刷する場合は、二本線もあわせて印刷するよう日本郵便がお願いしています)。
引用:本人限定受取郵便は3種類!|特徴や注意点を知って使い分けよう
本人限定受取郵便のよくある質問
本人限定受取郵便は土日に配達してもらえる?ゆうゆう窓口でも受け取れる?
書留は土曜・日曜・休日も配達の対象のため、特例型・特定事項伝達型で配達を依頼するときは、土日を希望日に選べる場合があります。窓口で受け取る場合は、保管郵便局にゆうゆう窓口があれば土日にも受け取れますが、取扱時間は郵便局ごとに異なります。窓口では到着通知書と本人確認書類が必要なので、忘れずに持って行きましょう。土日・休日の郵便局の営業と配達についても、あわせて確認しておくと安心です。
書留は本人以外でも受け取れる?本人限定受取郵便との違いは?
一般書留や簡易書留は、名あて人が不在でも、同居しているご家族などが受け取れる場合があります。これに対して本人限定受取郵便は、名あて人本人か、差出人が指定した代人1人しか受け取れません。同居しているご家族でも代わりに受け取ることはできず、受け取りのときには本人確認書類の提示も必要です。
到着通知書をなくしてしまったら受け取れない?
窓口で受け取るときは到着通知書が必要なため、なくした場合は、まず差出人(カード会社など)に問い合わせてお問い合わせ番号を確認しましょう。番号がわかれば、郵便追跡サービスで保管郵便局を調べ、その郵便局に受け取り方法を相談できます。特例型・特定事項伝達型であれば、お問い合わせ番号を使ってWebや電話で配達を依頼する方法もあります。どの場合も保管期間を過ぎると差出人に返送されるため、早めに動くことが大切です。
学生証や社員証・職員証でも受け取れる?
基本型であれば、写真付きの学生証や会社の身分証明書(社員証)も使えますが、ほかの書類とあわせて2点の提示が必要です。学生証と社員証の組み合わせなど認められない組み合わせもあるため、日本郵便の一覧で確認しましょう。一方、官公庁などが発行した写真付きの職員証は、どの型でも1点で使えます。特例型の一覧に学生証や社員証は含まれておらず、特定事項伝達型では顔写真付きで住所と生年月日が書かれた書類が必要です。
保管期限を過ぎたらどうなる?
保管期間(10日間)を過ぎると、本人限定受取郵便は差出人に返送されます。返送されたあとでもう一度受け取りたい場合は差出人に再送を頼む必要があり、クレジットカードなどでは申込みが取り消されることもあります。期限内に受け取れない事情があるときは、到着通知書に書かれた郵便局へ早めに連絡しましょう。
大事な郵便物は本人限定受取郵便で受け取ろう
本記事では、本人限定受取郵便の配達方法や受け取り方、出し方について解説しました。通知書を受け取った後にやるべきことが多く、受け取りの際には本人確認書類を提示しなければならないため、少々面倒に感じるかもしれません。ただしその分、文書の機密性・安全性が守れる郵便サービスだといえます。
新しくクレジットカードを作った際や銀行口座を開設した際など、誰しも本人限定受取郵便を受け取る機会はあると思います。その際に慌てないよう、本人限定受取郵便について知っておくと安心ですね。
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